vol.54-③ 就労支援事業所のイメージ
- 2026年10月26日
- イロハ紹介

前回挙げた項目について一つずつ説明していくのですが、
その前に一般的な就労支援事業所のイメージをあえて話してみたいと思います
なぜかというと、
イロハには作業療法士や看護師、精神保健福祉士の学生さんが実習に来てくださいます
実習生の皆さん、イロハに来て大体驚くんですよね
「イメージと違いました」って💦
そりゃそうです!
この僕だって就労支援について違うイメージを持っていましたから💦
支援者が正しいと思う支援をするのではなく、
精神障害の当事者の方々と対話しながら、私たち(当事者の方々)が本当に必要としている事業所を作っていこう!
ということでここまで来たので、
冷静に考えると一般的なイメージと違っていて当然です!
むしろ、通常の価値観と正反対と言っても過言ではありません!
そんな事業所になっています(笑)
だから学生さんたちにお聞きするんです
「あなたが抱いている就労支援事業所のイメージってどんなの?」
って
その回答は大体こんな感じです
病気(障害)のせいで、働くのが難しくなった人に、
もう一度働く機会を提供し、
仕事に関する能力を磨く練習をする
そして
仕事をする上での基本的な生活習慣やコミュニケーション能力、作業技術の向上を目指していく
そのためにそれぞれの能力に応じた仕事が準備されており、
練習によって少しずつ能力を高め、
成功体験を積み重ねながら一般就労を目指して行く
「就労継続支援B型事業所」
の次に
「就労継続支援A型事業所」
に移り、その次に
「就労移行支援」
を利用して、
そして「一般就労」に繋がっていく
支援者はその訓練を指示したりサポートをする人
だから
そのための知識や技術や情報をたくさん持っている必要がある
とっても堅苦しく書きましたが、そんなイメージを学生さんは持っているようです
だからその知識や技術を学ぶために実習に来てくれているわけですね
でもいざイロハに来てみると
遅刻OKだわ
早退も休憩も自由だわ
仕事しなくてOKだわ
あちこちで喋ってるわ
スタッフも指示していないわ
それどころか一緒に喋ってるわ
仕事以外の活動多いわ
「こんなのでいいの?!」
「これは就労支援じゃなくてデイケアやサロンなんじゃないの?!」
なんて思ってしまいます
学生さんからすれば大混乱ですよね💦
それくらいにイロハニトイロというところが通常の価値観とは外れたことをしているんだと思います!
でもここで強く言っておきます!
イロハに通うと仕事ができるようになります!
仕事を頑張るようになります!
飲んでいた薬が減ります!
より生きやすくなります!
毎年1~2名の方が一般就労に繋がっています
(あ、一般就労が必ずしも良いことだと僕は考えていません。一般的に「一般就労」にどれだ移行しているかが評価の基準になるから挙げただけです💦ご注意を)
結婚した人もいるし
出産して仕事しながら子育てを頑張っている人もいらっしゃいます
引きこもらなくなった人もいるし
家族との関係が良くなった人もいます
薬を飲まなくなった人もいます
だからこそ、イロハはイロハのやり方をしっかりと大切にしたいと考えているのです
他の事業所さんには無いものがイロハにはあるのです
(何度も言います。他の事業所さんにあるものがイロハにはありません。だからどちらが正しいとかではなくただの違いです!)
そしてこのことも話させてください!
こんな若い学生さんたちがよく感動して涙を流してくれるんです
こんなにお若く臨床経験が少ない人でも、本当に大切なものに触れると感動してくださる
ちゃんとそんな心のセンサーを持ってくださっている
そうそう!若い時はそうだったんですよねぇ!
それが教育や現場(現実)の中でどんどん最初の気持ちや感覚を失っていき、
支援者側の正しさを強く掲げてしまっていくようになるんですよねー💦
(これ僕自身のことです💦興味ある方はvol.49-②へ)
学生さんとの対話は本当に心が癒されます♡
イロハニトイロ所長
金村栄治
