vol.46-⑦【勘違い】自己否定しない(後編)

それでは、イロハの言っている「本当の自己肯定」とは何かを説明させていただきます。
テレビでよく聞く「自己肯定」は嘘の自己肯定だとイロハでは考えています。
世間(テレビや学校など)でよく聞く自己肯定ってこんなのじゃないでしょうか?
頑張って努力して、そして何か成果(成功)を出した自分だから肯定してあげられる。
だから頑張って努力してそんな「自己肯定感」を手に入れていこう。
これは「本当の自己肯定」ではない、とイロハでは考えています。
「本当の自己肯定」ってむしろ逆です。
ダメで、弱くて、情けなくて、卑怯で、ゲスで、病気も持っている、
そんな自分を許すことです。
認めることです。
受け入れることです。
「こんな自分がいてもいい」
「自分が自分であって大丈夫」
と思えることです。
ということは「自己否定する自分」もあっていいわけです。
「自己否定する自分はダメだ」になると、それはおかしいわけです。
つまりですね。
自己否定する自分をやめて「自己肯定」するのではなくて、
「自己否定する自分」もいていいんだと思えること、
それが「本当の自己肯定」なんです。
つまりつまり、
「ネガティブ」を「ポジティブ」に変えることではなくて、
「ネガティブな自分もいていいんだ」と思えることが「本当のポジティブ」なんです。
お分かりですか?
自己否定したっていいんです。
ネガティブだったっていいんです。
根暗でもいいんです。
病気でもいいんです。
死にたいって思ってもいいんです。
そうやって自分を許していくことが、「本当の自己肯定」に繋がっていくということです。
それができると不思議と私たちは生きる力が湧きだしてきます。
(どうしてエネルギーが湧きだしてくるのか。そのこともいつかお話します。ここで言えることは「本来の自分を取り戻すから」ということです。)
自分の人生を自分の力で作っていく。
そういう生き方ができれば、たとえそれがどんな人生であっても、間違いは決してありません。
というところでこのお話を終えたい、と思っていたのですが、ふと
「あれ?なんかまだしっくりこない」という感覚になりました。
というのは、今お話ししたのが「本当の自己肯定感」であり、その方が生きやすく自分のためになるものなんだとしたら、みんなそうしているはずじゃないかと思うんです。
でも多くの人が逆の事をしている。
不思議だと思いませんか?
その辺りの説明をしておかないと、ここの内容って素直に受け取れないと思うんですよね。
ですので次回、「延長戦」として、私たちが自己否定し自己評価を低くしてしまう理由をお話させていただければと思います。
イロハニトイロ所長
金村栄治