イロハニトイロ

vol.46-⑦【勘違い】自己否定しない(前編)

勘違いシリーズ6個目は「自己否定しない」ということについてです。

これまで「自己否定」「自己肯定」に関することを挟みながら説明してきたので、

なんとなく今回話す内容が想像がつくかと思いますが、

改めて整理してみたいと思います。

イロハに来ると

「自己否定」ではなく「自己肯定」を大切にしましょう、

とお伝えしています。

つまり、

「自己肯定感を育んでいく」

ことを大切にしてもらっているんです。

いかがでしょうか?

この言葉だけ聞くととっても納得しません?

いつも自分を否定しながら生きてきて、

そして今でも「こんな自分はダメだ」と否定している自分がいる。

だからイロハではそれをやめて、こんな自分をありのままに認められるようになろう。

そんなふうに思わないでしょうか?

ほんと綺麗な言葉で一見すると誤解するところなんて無いように思えるくらいにすっと入ってきます。

ま、頭での理解においてですが。。。

(心は、、、、???)

だからこそ知らない間に大きな勘違いを生んでしまうんです。

それは何かというと、

「自己否定はダメなこと」「自己肯定は良いこと」

という勘違いです。

いかがでしょう?

今このブログを読んでくださっている方の中にもそのように思った方がいらっしゃるのではないでしょうか?

あるいは、

「自己否定」は“ネガティブ”なことであり、

「自己肯定」は“ポジティブ”なこと

ネガティブに生きることをやめて、

もっとポジティブに生きられるようになろう!

みたいな勘違いが生まれます。

もちろん、そんなことできないから大きな心の抵抗に出会います。

「自分を認めなきゃ」「自分を受け入れなきゃ」「自分を肯定しなきゃ」

と無理してしまって、だんだんが苦しくなってきます。

そしてポジティブどころか、不思議とどんどんネガティブに。。。

そして、思い通りにならない自分に対してどんどん自己否定が強まっていきます

あちゃ~~。

なんか不思議ですよね~。

でもちゃんと理由はあるんです。

それでは、次回「本当の自己肯定」についてご説明させたいただきたいと思います。

それが「自己否定しない」ことに繋がっていきます。

ぜひぜひ次回も読んでください。

そして勘違いを修正してください。

          イロハニトイロ所長

               金村栄治