イロハニトイロ

vol.46-⑦【勘違い】自己否定しない(延長戦)

前回の続きになります。

「本当の自己肯定感」は、

自己否定しながら頑張って頑張って、努力して、成功して(成長して)自分を肯定できるようになること、

ではなくて、むしろ逆!

このダメで弱くて情けなくてゲスい自分も含めたありのままの自分を許し認めることであり、

自己否定する自分もいていい、と思えること、

ネガティブでもいい、と思えること、

そうして得られるのが「本当の自己肯定感」だということをお話ししました。

そっちの方が良いのであればどうしてみんな逆の事をしているのでしょうか?

むしろ自己否定感を強めて、自己評価を低くする方へ持っていっている。

不思議ですよね。

その理由を延長戦として話させていただきます。

これまでのブログでも話させていただきましたが、

結局私たちは、人から嫌われるのが怖いんです。

傷つくのが怖いんです。

そして孤立するのが怖いんです。

なぜなら、人間は弱い存在で集団を形成して生き延びてきたからです。

孤立したらすぐに死んでしまう。

「孤立 = 死」

この恐怖心が遺伝子の中に組み込まれています。

だから周囲を観察し、同じようにふるまい同調しながら生きている方が安心するんです。

「え?これが自己肯定感とどうつながるの?」

ということなんですが、

私たちは傷つかないために自己評価を低くするんです。

「自己評価」を低くしておくと傷つかなくて済むんですよね。

「え?なんで?!」

だって上手くいかないのは「私がこんなだから仕方ない」

あんな風に上司から扱われるのは「私の能力が低いから当然だ」

恋人ができないのも「こんな容姿だから(ネガティブだから)当然」

挑戦しないのも「こんな私が上手くいくはずない」

こんな風に、常にありのままの自分を否定し、自己評価を低くすることで私たちは頑張って今を生きているんです。

つまり自己評価を下げながら、健気に社会生活をなんとか頑張ってやってきたということですね。

(なんかその健気さが愛おしく思えませんか。)

だから、当然と言われれば当然のことでもあるんです。

なにもその人が劣っているとかおかしいとかいうのではなく、生きる戦略として自己評価をさげることを選んだんです。

でも一方でそれが「苦しみ」も生んでいる。

病気も生み出している。

「本当は変わりたい」とも望んでいる。

それなら、イロハで変わりましょう!

ただそれだけなんです。

変わらなくてもいいし、変わってもいい。

自己否定してもいいし、しなくてもいい。

幸せになってもいいし、不幸を大切にしてもいい。

「○○でいい」

それが本当の「自己肯定」ということです。

「ダメで弱くて情けなくてゲスいありのままの自分を許したら堕落してしまって、人から嫌われるんじゃないか?」

と心配されているかもしれませんね。

大丈夫です。

むしろ心が身軽になってより前向きなエネルギーが湧いてきます。

だって、みんな今より、より良くなりたいと望んでいるのですから。

だから大丈夫なんです!

以上でこのテーマを終わりにしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

        イロハニトイロ所長

             金村栄治