イロハニトイロ

vol.37-② それでいい それがいい それでもいい

イロハニトイロに関わる人たちが感じている共通の感覚や想いを言語化する試みを行い、辿り着いた言葉を「理念」とすることとしました。

話し合いに参加した人たちで、それぞれの思いを自由に語り合いました。

その言葉の数々を書き出し、

共通点を探していくつかのグループに分けてみました。

そして

それぞれの関係をじっくり眺めていると、

全て一つのことに繋がっていることが分かったのです。

きっとこれが、イロハに関わる人たちの中にあった「なんか言葉にできないけど共通して持っている感覚」だったのか、と気付けたのです。

もちろんもっとふさわしい言葉があるのかもしれません。

今後変わっていくのかもしれません。

現在の私たちが話し合いの末に導き出した言葉。

それが

『それでいい それがいい それでもいい』

というものでした。

どんな自分でも それでいい

どんなあなたでも それでいい

螺鈿をしたい、ハーブをしたい、畑をしたい、○○したい、休んでいたい、 

私は それがいい

失敗してしまった、間違ってしまった、傷付けてしまった、否定してしまった、 

それでもいい

イロハニトイロに関わる人たちから出てきたそれぞれの想いは、表現は違うにせよ

「あるがままを認め、許す」

というものでした。

そしてそれらは、

「わたし(自分)」 

「あなた(他者)」 

「居場所(自由)」

3つの柱が相互に影響し合っていることも分かりました。

「それでいい」と認め、受け入れる。

「それがいい」と自分の本当の思い(心)に耳を傾け自分を大切にする。

「それでもいい」と起こった出来事すべてを許していく。

ありのままを認められる「自由」な場所だからこそ、どんな「自分」も許し認めることができる。

「自分」を許し認められるから「他者」のことも許し認められるようになる。

だから「他者」が味方となり、協力者となる。

そんな安心・安全の場所で、自分の人生を「自分」の力と「他者」の力で再構築していく。

それがイロハニトイロという場所です。

ネガティブも大切だと思えることが“本当のポジティブ”

自己否定する自分すらも肯定できることが“本当の自己肯定”