イロハニトイロ

vol.44-③【対話】“心の病”ってどういうこと?

こんにちは。

前回の続きになります。

「精神病」って“心の病気”って言われます。

この“心の病気”ってどういうことなんでしょう?

“心”って何なんでしょう?

頭でものごとを考えるから「頭」のこと?

胸がざわざわしたり熱くなるから、この湧き起こる感情のこと?

それともこの「体」の感覚?

あれ?

“心”って何なんでしょうか?

どこにあるのでしょうか?

その“心”の病を治そうとしている?

どこにあるか分からないし、何が心なのか分からないのに?

ましてや自分も分かっていないのに、他人(医者や支援の人たち)が治そうとしている?

心の病なのにで治るものなの?

え?治らない?マジ? 

治らないから日本では一生付き合っていく病気なの? (←そう教えられました)

でも海外では治っているんですよね?

もう疑問だらけだと思いませんか?

なのにその疑問を押し込めて、「そういうもんだ」で終わらせている気がしてならないのです。

どれだけの人がこの不明確で曖昧なものをちゃんと理解しているのでしょうか?

そしてこう言っている金村もどれだけ理解できているのか怪しいところです。

だって日々上手くいかないし、悩んでいるし、新しい発見や学びがあるからです。

いつまでたっても「よし!分かった!もう完璧!」とならない。

そんなものを取り扱っているのが精神障害の世界です。

だからこそ「対話」が必要なんですが、まだまだそこに繋げるのは無理がありますよね(笑)

この「心が何なのか」をスタートに話を進めていければと思います。

次回、「頭」と「心」と「体」の仕組みについてお話しさせていただきます。

多くの方々に知って頂きたい内容ですのでぜひぜひ読んでみてください。

       イロハニトイロ所長

            金村栄治