イロハニトイロ

vol.52-③ この苦しみは生存本能です!

前回の続きです

イロハに来る方の多くが

周囲の人の価値観に沿って行動し、

自分がしたいことや言いたいことを我慢しながら周囲に合わせて行動し、

「どうあるべきか」で行動し、

なるべく傷つかないように失敗や争いを避け

そうやって日々頑張っているのに認めてもらえず

だから人との関りがしんどくなり、人以外のものに依存しがちになる

そして自分でどうにかしたくて頑張っても上手くいかず、

そんな現状を納得させるために病気を作り出している

そんな生き方をしてしまっています

実はこれは、僕を含め多くの人が抱えている感覚であり、

それは生存本能から引き起こされているものだったというお話をさせていただきました

なぜ生存本能なのかというとですね、

人の一番の恐怖が “孤立” だからです

意味わかりませんね💦

もうちょっと詳しく💦

以前(vol.51-⑫)もお話しましたが、
ホモサピエンスは小さく非力だったから、集団を形成し、
分業(役割を担い合い支え合う)を生み出し、様々な発明をし、
その脆弱性(弱さ)を補ってきました

一人だとひ弱な存在だから、この集団から排除されてしまうと、たちどころに死んでしまうのが私たちです
(無人島に放り出されたら生きていけない人が大半ですよね💦)

こうやって集団から排除されたために死んでいった遺伝子はそこで途絶え、

集団の中に残ることで生き延びた遺伝子だけが子孫を作り繁栄してきました

だから私たちの中には遺伝子レベルで「孤立への恐怖」があるのです

つまり「 孤立 = 死 」

を連想させるのです

だから私たちは、集団から排除されないように

周囲に同調し、

周囲の価値観を取り入れ、

それに従い行動しようとしてしまいます

そしてなるべく傷つかないように行動を制限していくのです

日本人は島国なのでその傾向が特に強くあります

日本には地域のお祭りが多いですよね

それもこれが理由であり、お祭りで集団性(人との繋がり)を強固にしてきたのです

そして日本語には「村八分(むらはちぶ)」という言葉があります

簡単にいうと「仲間外れにされる」ということです

村のみんなで行う大切な行事ごと(10個)のほとんど(8個)に参加させてもらえず、
他の人が迷惑がるものだけ(葬式とか)だけ参加させてもらえる

そんなのが由来となっています

だから多くの人が生存本能のもとで、冒頭で紹介した生き方を選んでいるのです

でも不思議です

生存本能でしているはずなんですが、なぜかとっても生きづらくなっているんです💦

そして、周囲を見てみるととっても楽しそうに生きているように見えちゃう

(SNSなんか見ちゃうとそんなリア充のオンパレード!💦この僕も、嬉しいこと楽しいことあるとSNSで発信したくなります💦)

なぜ?

ですよね

そしてこの私はこんなに頑張っているのに病気にもなっていて、

社会活動から切り離されて、

逆に孤立していっているわけです

そんな社会を恐れ、

人(自分を脅かす他者)を恐れて

自宅に引きこもりがちになっています

孤立が怖いはずなのに自ら孤立しようとしているかのように見えます

でもこれは勘違いです💦

引きこもっている人の多くが孤立感への恐怖から、ネットやゲームで人とつながったり、人以外のものに依存しています(間接的に人を感じられるから)

あるいは家族という狭いつながりで安心感を得ています

でもこれが本当に安心なのかというと決してそうではありません💦

このようにずっと苦しさを抱え、その苦しい状態に耐え忍んでいるのが心の病気を抱えた方々なのです

こうやって耐え忍びながら日々頑張って生きているんです

これを脅かす人(家族や支援者)がいるから自ら「死」を選ぶということをしてしまいます

(ご家族や支援者の方々ごめんなさい💦 「あなたを良くしたい」という現状への否定がその人を追い詰めていくことがあるのです。それを知っていただけたら💦)

それではどうするの?


どうすればいいの?

これがイロハニトイロがこの社会に存在する理由なんですね

イロハニトイロという場所で変化していく

もっと軽やかに生きられるようになる

それを目指しています

それじゃあ

どんなふうに変化するの?

どう変化すると生きやすくなるの?

これをお話しするのがこのvol.52です

ぜひぜひ続きを読んでいってください

現在どうすればいいのか分からず悩んでいる方には、読んでいただきたい内容です



     イロハニトイロ所長
          金村栄治