イロハニトイロ

vol.51-④ いつもここから“私”から(解説②)

解説の続きです💦

受け止め方は癖がありますから、そう簡単に変えられません

ただ気付くだけでいいんです

とか

とかとか

また「受け止め方」はすぐに変えられなかったとしても

「行動」は意外とすぐに変えることができます

例えば、

「挨拶を返してくれないAさんにイラっとする」であれば、

明日から、私からもAさんには挨拶しないでおこう

とすればいいんです

(もちろん相手の態度に関係なく挨拶するほうがいいのですが、それも自分が決めていいんです)

ほらもうこれで解決です!

いやいや、でも…💦

とモヤモヤする気持ちが生まれているのも分かります

そんな風に思ってしまいませんか?

ほらほら、ここでもわかりますよね

「私の思うように他の人もふるまうべき」だという自己中心的な考えが自分の中にあることに気付けますよね

(誰もが自分中心に考えてしまうものです💦 でもそれで周知とのすれ違いが生まれているのも事実)

他の人のためではなく、やっぱり「自分が」なんです

そこをまず認めてみる

でもでも自分の思い通りに動いてくれないのが他者であり集団です

そこも認めて受け入れてみる

そうするとこの標語通り

「いつもここから“私”から」

に自然となるんです

相手が挨拶を返してくれるかどうかなんてどうでもいい

自分がどうするかをまず大切にする

挨拶をする自分でありたいのであれば、挨拶をし続ける

それだけです

そうすると、相手もいつかは挨拶を返してくれるかもしれないし、返してくれないかもしれない

それは相手の事だから私に操作は出来ないのです

「挨拶を返さないのはおかしい。あなたは挨拶をするべきだ!」

と他人の課題に踏み込むのではなく

相手と自分の課題を分けて、

この“私”ができることを考えよう

そして行動しよう

それがこの標語の意味です

思考の始点が

「相手が」

ではなく

「私が」に変えるってことです

だから、傷ついた時も

「私は、そんな風に言われて悲しかったです」

という「私は」で語る

これをアイ(I)メッセージと言います

こうやって言われると、相手は

「それはごめんなさい。次から気を付けるね」

って大抵言ってくれます

でも多くの人が

「あなたのその言い方が私をとても嫌な思いにさせる」

「あなた」で語ってしまいます

これをユー(YOU)メッセージと言います

ユーメッセージは相手を責める言い方ですから、相手は防衛的になり

「あなただっていつもこうしてるじゃない!私も嫌だったの!」

などと喧嘩腰になってしまいます

迷った時、困った時は

“いつもここから 私から”

です

私を変えていく 私を知っていく 私を伝えていく 私の気持ちを大切にする 私が私を許す 私がまず幸せになる

私がどうするか

常に私から始める

というのがイロハニトイロで大切にしている考え方です

             イロハニトイロ所長
                  金村栄治

※課題の分離

以前流行った「アドラー心理学」を知っている方は、ご存知かもしれませんが、多くの方が知らない概念なのではないでしょうか?

「相手の課題」と「自分の課題」を分けて考えてみる、ということです

そして向き合うのは「自分の課題」であり

「相手の課題」に土足で踏み込まない、

「自分の課題」に踏み込ませないことが健やかな人間関係の基本です!

じゃあ、どうやって「相手の課題」なのか「自分の課題」なのかを知るのか

ってことなんですけど

それは

「その出来事の最終的な結末は誰が背負うか」

ということを考えると見えてきます

先程の「挨拶を返さない」を例に出すと、

挨拶をしないで困るのは?

  ➡ 相手ですね

    挨拶をしなくて失礼で愛想がない人、と誰かに嫌われたりするかもしれません

    それで困るのはその人ですから、「挨拶を返すかどうか」は相手の課題なのでこれ以上「私」は踏み込みません

でも挨拶を返してくれなくて嫌な思いをしているのは私です

それで困っているのは?

  ➡ 私ですね

    挨拶を返してくれなくて嫌な思いをしているのは私の課題です

    だから私がどうするかしかないんです

    つまり、自分の課題を解決するために「なんであなたは挨拶を返さないの!」と相手を説教して操作しようとしないということです

    (これが相手の課題に土足で踏み込む行為です。だから喧嘩が起こる)

つまり、相手は自分の課題を解決するために生きていないということです

だから「自分がどうするか」しかないということですね

相手が挨拶を返してくれるかどうかに関係なく、自分は挨拶をするにしてもいいし、

この人には挨拶しないでおこうとしてもいい

はたまた挨拶を返してくれるまで何度も挨拶してみてもいいんです

自分の課題は自分で解決する

これが“課題の分離”です