イロハニトイロ

vol.49-65 支援者が障害を作っている?!

支援とは“愛する”ということ(1)

「支援しない支援」

「支援しようとしない支援」

それらは結局、“愛”なんです

おぉ!やべ~ぞ!

イロハってやべ~とこだぞ!

とドン引きしないでください💦

これから説明する“愛”はきっと皆さんが思っている愛ではありません

そうなんです

私たちは“愛”を勘違いしていたようなのです

だから相手の為に頑張っている支援者が障害を作ってしまっている💦

そんな悲しいことが起こっているのです💦

それが「相手の為(愛)」だと信じているから、そんなことにも気づけません

私たちは、人を“愛する”とはどういうことなのかが分かっていなかったのです

先に結論から話しておくと、

“愛”は湧き出てくる相手への思いやりの感情ではありません!

“愛”は技術なんです

「???」ですよね

僕は、このことがずっと分かっていなかった

愛は相手に対して湧きおこる感情と相手の為に努力すること、

そして与えることだと思っていた

そんな僕だから過程では子どもを虐待し、妻とも関係を悪くし、

仕事では患者さんにも嫌われるようになりました

この湧きおこる感情が“愛”なのであれば、相手にとって良い効果を与えていたはずです

お母さんが子供を愛していないはずなんてありません

どんな親も自分の子どもを愛しています

なのに子どもが心を病む、ひきこもる

そしてそうさせた親を世間は「毒親」と呼ぶ

“愛”が病気を作っているのです

それは実は「愛する」とはどういうことかを知らなかったからなんです

愛は技術」であることを知らなかったからです

相手に対する愛だと思っていたものは、実は自分の

所有欲

支配欲

だったのです

本当の“愛する”ができれば、必ず人は繋がり合い、癒し合い、自らの人生を自分らしく生きていけるようになります

「支援しない支援」とは、

私たちにとって「愛する」ことそのものなんです

だから「支援しない支援」は何もしないことでは決してないのです

むしろ積極的な働きかけであり、多くのものを与える行為なんです

(※ここの「与える」は上で書いたものとは意味が異なります。ここが誤解されやすいところですが必ず今後説明します。今ここで言えることは「“与える者にする”ことを与える」です。意味わかりませんよね💦)

“愛は技術”だと言いました

“技術”であるならば誰もができるようになります

支援者の方にはぜひこの“愛する技術”を知っていただきたいのです

それを次回から説明させていただきます

え~~~、なかなかこのシリーズ終わりませんやん!
漫画ドラゴンボールみたい💦

でもちゃんと金村の中でゴールは決めておりますので、もう少しお付き合いください

         イロハニトイロ所長
              金村栄治