vol.49-㊹ 支援者が障害を作っている?!

病気を治そうとするから治らない(4)
病気を治そうとしないってどういうことかというと
ダメな自分になる
ということです
弱くて 情けなくて ゲスい
そんな自分になるということです
でもそれがとっても怖いですよね
そんなことすると人から愛されない、嫌われちゃう、孤立しちゃう
そうです
私たちの一番の恐怖はです
この「孤立」が怖いから、本当の自分(心)を押し殺し、
周囲に合わせて生きてきました
そして病気になったのです
お?これも矛盾じゃないかと思われましたか?
「孤立が怖くて頑張りすぎて病気になったのに、
病気治すために孤立するようなことをしろだって?!
そんなの矛盾だ!」
そう思った方もいらっしゃるかもしれませんね
これが僕らの思い込みによる苦しみです
なにやら話がこんがらがってきましたね
もう一度最初に戻ります
ダメで弱くて情けなくてゲスい自分になる
というのは「そういう自分で生きろ」ということで決してはありません
そういう自分がいることを許してあげてください
ということです
一生懸命嫌われないように隠している「弱くてダメな自分」も許してあげください
ということです
そしてそんな自分を見せると嫌われると思い込んでいる、その思い込み
ちょっと変えてみていただきたいのです
実は逆!
そんな自分の弱さを出せるほうが人は愛されるんです
それは憐れみを受けるということではありません
私たちは弱さで繋がっている
ということです
話が長くなってきたので次回そのあたりをもう少し詳しく話させてください
イロハニトイロ所長
金村栄治