vol.25 地雷は踏んでもいい?!
- 2021年01月12日
- 所長の学び
こんにちは。
今回も、イロハを運営していて僕(金村)が学んだことについて話させていただきます。
僕ってちょっとKY(空気読めない)なんです!
実はもっと詳しく言うと、幼い頃から空気が読め過ぎてしんどくて、その空気に耐え切れなくて変な発言や行動をしてしまいます。
(※ここはよく誤解されるところなんですがHSPの同士で話をするとそのことを分かってくれたりします。)
一般的には空気読めない奴、と映ってしまうのでここではKYとさせてください。
そんな僕の今までの悩みは、人の地雷を踏んでしまう事です。
「地雷」とはその人が触れて欲しくないことや、イラッとしてしまうようなことです。
「地雷を踏む」とは、その相手が触れて欲しくないことに、触れて怒らせたり傷付けてしまう事です。
そういうことが僕にはよくあるんです。
ほんと無神経でデリカシーがない。
周囲の人からも「よく地雷を踏む奴」「空気の読めない奴」だと言われたりします。
ここはもしかしたら、僕の中のもともとの性質(発達障害?)からくるのかもしれません。
敏感に空気は感じるんだけど
それがしんどいからハッキリさせたくて、
でも少ない情報量ではピンと来なくて、
余計に深く訊いたりしてしまう。
それが、相手を不快にさせたり、聞いて欲しくない隠しているところを突かれて、イラッとさせてしまうのかもしれません。
僕は精神科での仕事が好きなんですが、このすぐに相手の地雷を踏んでしまうことは、自分では弱点だと思っていたわけです。
しかし、ある日メンバーの一人が教えてくれました。
「地雷って自分にしか分かりません。
私は、自分の地雷がその日によって違ったりします。
自分の状態や出来事によって、あるいは相手によって自分の地雷が違うんです。
だから地雷って相手には分からないものだと思います。」
そして、続けて教えてくれます。
「こちらの地雷を踏まないように、踏まないようにって相手が慎重になっている方が悲しい時もあります。
どこか腫れものを触るように扱われているような。
だから地雷は、踏んでみないとそれが地雷だと分からないと思うんです。」
そして、僕はその人とのお話しの中で次のような学びをしたんです。
その人の地雷を僕が決めれない!
地雷は、いつも同じじゃない!
そして
大事なのは、“地雷を踏まない事”ではなくて、
“地雷を踏んでも崩れない関係をその人と作ること!”
僕は、とても納得しました。
怒らせて離れていった方たちとは、まだまだそのような関係が築けてなかったんですね。
ほんとにゴメンナサイ。
でも、今回の対話を通して、自分の弱点が弱点じゃなくなりました。
そう思えるようになったのです。
「地雷」を踏まないように気遣える人になろう!
ではなく、
「地雷」を踏んでも崩れないだけの関係を目の前の人と築こう!
そのように思わせてくれたのでした。
人は一人では学べない!
他者から学ぶ!
だから他者は存在する!
ということを聞いたことがあります。
本当に日々学びだらけです。
イロハの皆さん、
いつもありがとうございます。
イロハニトイロ所長
金村栄治