イロハニトイロ

vol.52-⑫ 「自力」➡「他力」へ

イロハでどのように変化するのか?

具体的に何が変化するのかをこのvol.52ではお話させていただいています

変化の9つ目が

「自力」から

「他力」へ

変化することです

またわけのわからぬことを💦

って感じですよね

「自力」と「他力」をもっと分かりやすいことばで表現すると

「自力」は、人に依存できていない状態です

「他力」は、人に依存できている状態です

「人に依存できていない状態」から「人に依存できる状態」へ変わっていく

ということです

あれ?ますます分からなくなってきましたか?

多くの人が大きな勘違いをしています

「自立」とは、自分で何でもできるようになることであり、

人に依存することは良くないこと

そんな風に考えています

真実は逆です!

「自立」できている人は、多くの「人」や「モノ」「環境」に依存できている状態です

一方で「障害」とは、その依存先が少ないくなっている状態です

つまりですね、

何でも自分でしている、自分は自立していると思っている人にお聞きしたいと思います

その服は誰が作りましたか?

そのご飯は?

そのお金はどうやって?

楽しみはどうしてる?

全て、自分以外の誰かの力を借りているんです💦

身体面の自立を取ってみても、

五体満足で健康な人は、自転車も乗れるし、階段も使えるし、ピンチになったら塀を登ったり、飛び降りたりできます

ほらいろんな依存先を持っている

でも足が動かないと、それらをすることができません💦

だから「障害」が生まれ、「障害者」となるわけです

つまり「障害者」は依存先が少ない人のことです

繰り返しになりますが、だから「自立」は “依存しない人” ではなくて、

“多くの依存先を持っている” ってことなんです

そして重要なのがその依存先に支配されないし、支配しない

つまり、たくさん依存しているのに、本人は依存していると思っていない状態

これが「自立」です

ということは?

「自力」でどうにかしようとすることは自立から遠ざかっているということです

そして生きづらくなっている

そういう状態の時は、実は人の事も信用していないんです

信用していないから人に依存できない

だから、人以外のものに依存する

それがギャンブル依存やゲーム依存、薬物依存、買い物依存、○○依存です

人に相談しても裏切られるかもしれない💦

でも薬は裏切らない

だからオーバードーズする

そんな状態です

世の中の「依存症」は「人に依存できない病」です

そんな状態から「他力」を大切にする生き方へイロハへ変わっていきます

つまり、本来の「自立」に向かっていくのです

「他力」を大切にするって、もっと具体的に言うと

「助けて」って言えるようになることです

「他力」にも2種類あって

子猫(ねこ)がお母さん猫に首を噛んでもらって、運んでもらうような受け身的な「他力」と

子猿(さる)が自分からお母さん猿のお腹にしがみつくような、能動的(自ら求める)な「他力」です

できれば子猫のような受身的な他力ではなく、

子猿のような「能動的な他力」を大切にしてほしいんです

それが「助けて」って言えることです

これって人を信頼していないと出来ないことなんです

(信用:条件付きで信じる 信頼:無条件に信じる)

周囲の人間が自分を傷つける敵だと思っていればそんなことはできません

敵ではなく、味方になってくれるんだと信頼し頼ることができるようになる

(※怖い時は、相手が信じるに値する人だということをしてくれたから信じる、という条件付きで信じるという「信用」でもいいかもしれませんね。でも先に信頼する方が自分にとっていいことだということがいつか分かります)

イロハでいると少しずつそんな「他力」を大切にする生き方に変わっていきます

当然ですが、他力を大切にする方が生きやすくなります☆

        イロハニトイロ所長
             金村栄治

<豆知識>

「他力本願」という言葉があります

自分は努力しないで、人任せにすることという意味ですよね

良くない表現として使われがちです💦

これは間違った意味で流布してしまっています

仏教用語の一つなのですが、

「本願」とはつまり阿弥陀様(仏様)のことです

阿弥陀様がお救いなさってくれることを信じています

だからこの人生を安心して自分らしく大切に生きる

ということです

それを知ると「他力本願」がステキな言葉に見えてきませんか?