他者を頼るということ
- 2025年07月08日
- スタッフの学び

イロハニトイロ生活支援員の大江です。
今日は曇り空。
最近は畑物品の片付けと日々リセットされる草と格闘中であります。
頑張れ自分!
近々、友人であるA子(仮名)のお家を訪れる予定があり、とても楽しみにしているのですが
“他者を頼る”
ということを考える機会になったので少しだけこちらに書かせてもらおうと思います。
A子とは前の職場で出会いました。
同期入社の同い年。
印象は、、、そうですねぇ、、、
とりあえず、いっつもニコニコ笑顔。
利用者さんからも周りのスタッフからも慕われていました。
私だったら腹が立ってしまうこともA子は何故か「ふふふ♪」とやり過ごせていました。
本当にすごい!
でもでもやっぱり、A子も人間。
一歩職場を離れると
「あーしんどっっっ」
っとこの世の終わりのような顔ででっかいため息をついていました。
あの姿は今も私の脳裏に残る。。。
私の前では頑張らなくていいんだ、
私にはそんな表情も見せてくれるんだ、
と思って嬉しかったことを今も覚えています。
A子はしんどい言うてるのに「嬉しい」ってちょっとおかしいかもしれませんが。。。
おそらくA子は人に甘えたり、頼ったり、弱さを出すことが苦手だったんだと思います。
いいよいいよー
大丈夫だよー
なんて言葉が多かったような。。。
お互い、高校を卒業すると同時に就職しているので
地元を離れて親元を離れて不安な時期を共に過ごした大切な存在です。
本当にいろんなことを一緒に経験しましたね〜。ははは💧
今はお互い転職して別々の仕事をしていますが、ありがたいことにつながりだけは途切れず
今も定期的に会っています。
住んでいる場所は離れていますが、今でも悩みを相談し合う大切な友人です。
いつもありがとう。
そんなA子は昨年母になり、どうやら少し変化があったようで。。。
ある時ふっとA子から連絡があったのですが
「旦那さんが出張になった、予定が合えば会ってくれると嬉しい😭」
↑
そんな内容の連絡でした。
驚きと嬉しさと心配と、、、
私の中でいろんな感情が一気に出現!
「いやーん!A子からLINE!」
「会ってほしいって言われて嫌な訳ないですやーん、会うに決まってますやーん、予定合わしにいきますやーん」
「待って待って、A子ってこんなん言う感じじゃなかったよね、自分からSOS出すの苦手なタイプだったよね」
「え、大丈夫?!メンタル大丈夫?!」
「人に頼られるってこんなに嬉しいのかぁー自己肯定感爆上がり!」
「母は強し!親になり逞しくなったのか?強くなったのか?」
とりあえず、ぶわっと。
いろんな感情がぶわっと。
私が思う”強い人”とは、
弱さを出せる人
「助けて」が言える人
恥ずかしい部分を曝け出せる人
しょーもない部分を見せることが出来る人
↑
だと思っています。
改めてそんなことを感じた今日この頃。
私自身まだまだ”人に頼る”ということが、上手く出来ている訳ではありませんが
自分で抱え込んでしまい痛々しい状態の時もありますが
イロハニトイロで働く中で、少しずつ弱さを出せるようになってきたと思っています。
“他者に頼る”ということを実践できるようになってきていると思っています。
いや、むしろ頼りまくっているかもしれません。。。
皆さんいつもありがとうございます!
これからも迷惑をかけ続けますが、どうぞ宜しくお願いします。
他者に頼ったり、他者に頼られたり
本当に素敵なことなんですよねぇ。
イロハニトイロでは「他力(他者に頼ること)」を大切にしています。
他者に頼るって、相手を信頼していないとできないですよね。
↑
これは金村所長の言葉を借りました、、、
A子には、連絡をくれて頼ってくれて嬉しかったことと、感謝の気持ちを伝えようと思います。
さて、今回は何についてA子と語ろうかなぁ。。。
イロハニトイロ
大江 裕美