イロハニトイロ

vol.45-③【自分軸】「他人軸」ってラク?! でもしんどい?!!

こんにちは。

前回の続きになります。

前回、「他人軸」ってどういうことかというお話をさせていただきました。

でもきっと納得いかない方も多いことだと思います。

今日は「自分軸」のことも織り交ぜながらお話させていただければと思います。

前回お話しした

「○○だから△△できない」

という言葉。

これがどうして他人軸なの?って思いますよね。

ちょっとその説明を。。。

本当に「“○○だから”△△できない」のでしょうか?

同じ境遇の人は皆同じなのでしょうか?

もう決まった仕方のないことなんでしょうか?

いえいえ、決してそんなことはないですよね。

「自分軸」で生きるってどういうことかというと、

「○○だから」という事実を受け入れて

その上で自分がどうするか

あるいはどうしたいか

を意識して“行動する”ってことなんです。

「え?普通のこと!?」

「いつもやっていることだけど。。。???」

そう思いますよね。

そうなんです。

実は、こんな単純なことがよく見てみると私たちはできていないし、しないんです。

なのに「私はできている」と思い込んでいます

不思議ですね。

「○○だから」と「他人や出来事」のせいにして、自分で選択して行動することを避けているんです。

(身体のことが「できない理由」となることもあります。でもその事実は変えられません。その変えられないことを行動しない理由にしてしまっているということです。その体の事実を受け入れてどう行動するのかは自分で決めれるということなんです)

そもそも

「なんで避けてしまっているの?」

って思いません?

どうしてだと思いますか?

・・・。

ここは反対意見もあるかと思いますが、ズバリと言わせていただきますね。

それは、

傷つきたくないからです。

それ相応の努力(労力を使う)をしたくないからです。

まあ、もっと嫌な言い方すると「失敗して自分の価値を下げたくない」と考えているということです。
(自分の価値は下がることないのに、他人軸で生きている人は、「自分の価値」は他人が決めていると思い込んでいます。だから他人軸で生きてしまいがちです)

そして判断を他人任せににしてれば、嫌なことが起こっても他人のせいにできます。

(それが「ある出来事」だったら、その不運な出来事のせいにできます)

そして、

「だから仕方ないんだ」と周囲を納得させられるだけでなく、この自分も納得させられます。

うーーーん、ラクですよねーー。

でも

でも

うーーーん。

うーーーーーーーん。

冷静になってよく考えてみると

やっぱりこれってしんどい。。。

だってすっごく傷つかなくて済むけど、しんどいことは続くし、自分が望んでいることも手に入らないわけですもんね。

前回出てきた

「自分は本当はしたくないけど、そうせざるを得ない」

という言葉。

学校や仕事など組織の中にいるとよく使いますよね。

昔の金村は「べき思考」MAXで生きてきたので、こんな言葉ばかり吐いていたと思います。

どうしてこれが「他人軸」かというと、

自分の意に反して「従わざるを得ない」という考えがあるということは、

「他者や出来事」に支配されるしかないという姿勢になっているからです。

決して自分が選んでいるのではない。

あくまで、「私は別の強い力によって選ばされているんだ」と考えているからです。

「自分軸」で生きるってどういうことかというと、

自分が「したくない」「したい」「こうありたい」という思いを大切にするってことなんです。

ちょっと分かりづらいですよね。

長くなってきたので、この続きは次回に回させていただきます。

次回この辺りの説明もさせていただいて、このテーマの終わりにしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

        イロハニトイロ所長

            金村栄治