販売中!『あきらめてもいいんだよ』
昨年の3月に出版させていただいた本『あきらめてもいいんだよ』が、お陰様で事業所保管分が完売しましたので、再度入荷しました!
イロハニトイロ事業所内で販売しています。
また下記のサイトでも販売しています(税込み1,540円+送料250円)。
この本があなたにとって良い出逢いとなりますように。
↓
● Amazon(アマゾン)
https://www.amazon.co.jp/dp/4863382480/ref=cm_sw_r_li_api_i_HNCVEbP6MMWXP
● minne(ミンネ)
https://minne.com/@eijicherokee
<説明>
あきらめられた人は うつくしい
あきらめられた人は たくましい
あきらめられた人は 人生をあきらめない
あきらめることは
人生を豊かにする
前向きな行動だった
「あきらめる」と聞くと、ダメな事で、自分が堕落していく、良くない事、
だと大抵の方は思われるかもしれません。
実は、
「あきらめる」とは「明らかに認める」が縮まった言葉なんです。
つまり
現在の状況を明らかに認めて、受け入れ、次に進もうという前向きな言葉なんです。
そしてこの「あきらめる」の言葉の奥に、私たちが本当に大切にすべきことが隠れています。
人の苦しみはたどっていくと、ある一つの事が原因で起こっていることに僕は気付きました。
それが、このあきらめることの奥にある、“あること”なんです。
この“あること”を探す旅に出かけませんか?
ちゃんとあきらめることができるから、あきらめなくなるんです!
頑張ることをやめるから、頑張れるようになるんです!
良い人になることをやめるから、良い人になっていくんです!
この本は、あきらめずに頑張れて、良い人になって幸せになっていくための、生まれ変わりの本です!
<完成までの道のり>
この本は、頑張って頑張って、でも上手くいかなくて、それでも頑張っている、
そんな現在が辛く感じているという方に向けて書きました。
だからこそ、簡単に読めて、読んだ後世界の見え方が変わる気付きを得て欲しい!
そんなことを願って書きました!
そのため、
1時間程度で読める本
になっています。
でも実は、最初は、この10倍くらい原稿を書いていたんです。
あれも言いたい、これも言いたい。
このことも知っておいて欲しい。この経験も聞いて欲しい。
だんだん自分の知識をひけらかすような本になっていっていることにある日気付きました。
「あれ?僕は誰に向けてこの本を書いているんだろう?!」って分からなくなっちゃったんです。
そして全てを捨てて、一から書き直すことにしました。
何のために本を書いているのか自問自答し、もう一度改めて自分を見つめ直し書き始めたのです。
そして、誰に向けて書くのか、届けたい人を具体的に想像しようと考えた時、過去の自分が出てきました。
そして、過去の辛かった時の自分に向けて書く事にしたのです。
あの毎日が辛く、いつも不安の中で生きていた自分への手紙のつもりで書きました。
きっとそれが同じ思いをしている誰かにも届くものになると思って。
書いては消し、夜中に言葉が溢れてきて書いてみたり、
いろんな人に読んでもらって感想をもらい修正したり、
そうやって1年をかけて完成させました。
そんなこんなで時間はかかりましたが、
僕の“想い”の全てが詰まった1冊になりました!
<表紙に込められた思い>
表紙を見て大抵の人が驚きます。
「あれ?印刷ミス?」
これは印刷ミスではありません。
この本は本当に必要な方に出逢うようにと願いを込めて作られています。
この表紙が気になった人が手に取り、1ページ目を開いてくれる。
そこに、短いメッセージを入れました。
その言葉が心に響いた方、
その方がこの本を必要としてくれている方なんです。
この本のデザインは、小学校からの友人(デザインの仕事をしています)が手掛けてくれたのですが、
実は出版社さんからクレームが出たという裏話があります。
「表紙にタイトルが書かれていない本なんてありませんよ。タイトルが書かれていないと本は売れません。」とのことです。
その、言葉を聞いて余計に友人のデザインが魅力的に感じました!
だってタイトルが書かれていない世界で唯一の本なんですもの!
という出来事もあり、この表紙になりました!
帯も付けない、タイトルも見えない。不思議な本の誕生となったわけです。
ページのめくる感触にもこだわりました。
読んでいる人の心が少しでも癒されて欲しい。
そんな僕の願いを汲み取って、友人が温かい感触の紙を一生懸命探してくれました。
ぜひ、他の本との感触の違いを感じてみて下さい。
<伝えたかったもう一つの思い>
この本を通して伝えたかった、隠れたメッセージがあります。
それは「おわりに」でも書かせていただいているのですが、精神障害の方に対する“支援”についてです。
私たち支援者が正しいと思ってしていること、これまでたくさんの時間をかけて学んできたこと、
それって本当に正しいの?
もし、その正しさが、知識が、思いが、目の前の人を苦しめていたとしたら?
障害や病気を作っているのは私たち支援者だとしたら?
そのことを今一度立ち止まって考えていただきたい。
そして、実は自分が愛だと思ってやっていることに、相手は苦しんでいるということに気付いて欲しい。
そう願うのです。
そして、そして、
もっと別の支援の方法を考えませんか?
これまでとは違う世界に目を向けてみませんか?
今一度、「愛」について考え直してみませんか?
そんなメッセージを込めました。
良い支援をすることを捨てた先に、本当の支援ができることを多くの支援者に知って欲しい。
そして共にその学びを深めていきたい、そんな風に思っています。
ぜひ支援者の方にも読んで頂きたいです。
ご興味のある方はぜひご購読ください。
金村栄治