ご意見(苦情)ありがとうございます!
- 2022年08月22日
- 所長の学び
こんにちは。
イロハニトイロで所長をしている金村です。
この度、ブログに関する苦情のメールをいただきました。
匿名でのメールの為、どなたからのものかは分かりませんがイロハのブログに関するご批判をいただくことができました。
メールを下さった方、本当にありがとうございます。
これはとてもありがたいことであり、多くの人に読んで頂きたいと思い、ブログでの公開の許可をいただきたいとメール送信者の方に問い合わせたのですが、
残念ながら返事がいただけず、公開することができません。
申し訳ありません。
うーーん、悲しい。
文章は載せれませんが、メールの内容をざっくり言うと、
ブログの内容がとても酷いものであり、イロハニトイロの人間は「最低の人間たち」
というものでした。
苦情のメールをいただけたことを「嬉しい」と言って、また良い人ぶっているのではないか!?
と思われるかもしれません。
でもですね、よくよく考えて頂きたいのです。
だってこの方は、それだけイロハのブログを読み込んでくださっているわけですよね。
自分の貴重な時間と労力を使って。
そして、イロハに興味を持ってくださっている。
まずはそこに、感謝です。
ありがとうございます。
そして次に、そこから生まれた不満をちゃんと言葉にして表現してくださっているわけです。
こちらも労力と勇気が必要です。
自分の中だけにとどめず、腹が立った相手にちゃんと「腹が立った」と表現をして下さっているんです。
表現してくださるということは「対話」の可能性があるわけです。
意見や思いを言い合うことができる可能性があるということです。
このことが嬉しい。
しかし残念ながら、返事がなく一方的なメールになってしまったのですが。
(また気が向けば返事ください。ご意見お待ちしています)
そして最後に、こうやって反対意見が言えることをイロハでは大切にしており、まさにそれを実践してくださっていることが嬉しいのです。
そのことにも感謝です。
ありがとうございます。
イロハのブログで金村が書いている事は、先輩や先生や教科書に教えられたことではなく、
そんなのが「間違いだったのではないか」と疑いを持ち、
目の前の病気を持って苦しんでいる当事者の方々やそのご家族から学ばせていただいたことです。
そこに対する批判が出る。
これこそ素晴らしい、と僕は思うのです。
だって、みんな人は違うからです。
病気の人はこうだ!
障害者はこういう人たちだ!
ひきこもりの原因や解決方法はこうだ!
みたいなことがおかしいと思うんですよね。
んなわけあるかい!!
「これはこういうことだ。」と決めつけのように言われれば言われるほど断罪されている気分になる。
すると、そんな決めつけに反抗したくなる!
(メール送信者の方は、金村のブログからそういうニュアンスが感じられたのかもしれませんね。申し訳ないです。自分の意見を話すということは自然とそうなってしまうのでそこはご理解いただきたい。)
そんな天邪鬼的な感覚ないですか?
(金村はあるんです。)
人の変化なんて、突然起こります。
そのきっかけは誰かの言葉かもしれないし、何かの本かもしれない。
あるいはキレイな虹を見た時かもしれない。
みんなが違う。
だからいろんな意見が言える安全な場所がある。
そのことが何よりも大切だと僕は考えています。
以上です。
また長くなりましたが、苦情メールに対する感謝とその「感謝」の意味をお伝えしたくて書かせていただきました。
何度も言いますが、メールをいただきありがとうございました。
今後もぜひ、ブログを読んで大きな不満や疑問が湧いてきたときは、ご自身の考えを添えてメールしてください。
(可能な限り金村が返事をさせていただきます。)
イロハニトイロ所長
金村栄治