【メンバーインタビュー⑤】本当の自分の気持ちにやっと気づけた!(50代 女性)
- 2026年07月01日
- インタビューブログ

※イロハニトイロに通っているメンバーの声を届ける企画「メンバーインタビュー」です。
通称「IMI(イロハニトイロの メンバーに インタビュー)」
ひと月に一人ずつ金村(スタッフ)がインタビューをしていきます!
Q.ご自身の事について話せる範囲で説明して下さいますか?
私、2歳で両親が離婚してるから、、、
それ以降、施設に居たりしていて、、、
小1の時から父親と二人で暮らしていました
気がついたら親の言いなりというか、、、
しんどかったことしか覚えていない、、、
自分の主張がとにかくできない子どもでした
大人の中では、その頃から「喋らない子」として通っていたみたいで、、、
大きくなってから当時の先生に「あなたは喋らない子だったからどうやって喋らせようかと考えていたのよー」って聞かされたんです
それくらい先生達は苦労したみたい💦
それが影響しているのか分からないけど、友達もいなかったし、、、
あ、一人か二人くらいだったかな
自分が何を考えているのかも分からない、そんな子でした
父親は生活保護でずっと家に居て、お酒ばっかり飲んでいて、、、
周りの子たちと自分の家が違うことにすごく驚いたんです
私にとってはそれが当たり前の生活だったから、、、
中学の時は部活(陸上部)に入っていたけど、ユニフォームもスパイクも親は買ってくれなくて、、、
大会に出る時すら、私だけ体操着で出ていたし、スパイクも先輩に借りていました
だから他のみんなを羨(うらや)ましく思っていたんです
中学校卒業してすぐ働いているし、人間関係でつまづいて、、、
本当は高校に行きたかったけど、父親に「働け」って言われて働いてたんです
小さい時から言いたいことが言えなかった
今となっては、言わないことを選んでたのかな?
でもそれで生きてきているからずっと人と関わる生活をしていなかったです
仕事は人間関係が原因で「もう働きたくない」思って辞めて、
それからはただひたすら家に居て、家のことしたり父親の介護をしていました
でもそれ(家でいること)が本当にしたかったのかというと分からないんです
自分がどうしたいのかがわからなかったんです
小学校の時、友達のお母さんがお店に連れて行ってくれて「好きなの食べて」って言われてもどうすればいいのか分からなくて選べなかったんです
イロハに来たら「あなたはどうしたい?」って聞くじゃない?
来た当時、その意味がさっぱりって思ってて、、、
おまけに人と喋ってないからその時「寂しい」という感覚も「かまわれたい」という感覚も自分では全く分からなかったんです
イロハに通い始めた時、Aさんが金村さんにベタベタ甘えていたでしょ?
それ見てイライラしてて、、、
それが自分の「私も甘えたい」だったんだと分からなかったんです
かといって構われるために喋りかけることもできないし、どう喋っていいかもわからなかったし、、、
畑で思い切り、そのことで泣き叫んだこともあったなぁ、、、
だからいっぱい人にヤキモチを焼いていたんだと思います
でもそれを自分では自覚していないから、すごい表情で人のこと見てたみたいだし、すごく嫌な思いを周囲の人にさせていたと思います
今は少しずつ自分のそんな思いが自分でも分かるようになってきて、、、
まだまだだけど、前とは変わってきたような気がしています
本当は普段から悩みや思いを喋っておけば良かったんだけど、それができずに生きてきたからイロハ来てもどうしたらいいのか分からなかったんです
でもその時にイロハのメンバーのBさんがいつも気さくに話しかけてくれてて、それで少しずつ喋れるようになってきたから、Bさんには感謝してるんです
Q.現在はいっぱい喋ってくれているけど、どうやってそんな風に喋れるようになったんですか?
分かんない、、、
気付いたらいっぱい喋れるようになっていて、、、
だって、こんな風になるまでにいろんな人とぶつかることをイロハで経験してきたし、
他の人たちにも嫌な感情持ったりしながら、
そういう気持ちをどう言葉にしていいのかと考えて整理していったりしてて、
なんか、そういうのを通していっぱい学んできたのかなぁ
「私はこれが嫌!」って親に対して言ってこなかったけど、
イロハのメンバーには言えるようになったと思う
「それは私傷つくよ」って
いや、「お互い言い合った」って言うほうがいいのかな、、、
Q.逃げずに自分の課題を向き合い続けられたのはどうしてですか?
家に居たらきっと逃げていたと思う
でもイロハのスタッフは「言ってみたらどう?」って促してくれるじゃない?
そう言ってくれるから、勇気出して言ってみたら
相手が喜んでくれたり、良かったりすることがあったり、、、
逆に怒らせてしまうこともあったけど、、、
そのお陰で、言って良いことと悪いことの区別がついたし、、、
今でも言葉の使い方は悩むけど、少しずつ上手く伝えられるようになってきた気がしています
畑チームのCさんが私の中では一番ぶつかった人だと思います
自分の気持ちや毒の部分とかいっぱい言わせてもらえて、あぁ私ってこんなこと思ってたんやとか分かるようになって、、、
ほんとCさんには感謝してるんです
Cさんのお陰で変われたと思っています
最初、Cさんに私のこと「苦手」と言われたときはとってもショックだったけど、今思えばそれでもいいんだろうなって、私を嫌ってもいいんだろうなって思えていて、、、
きっと他の人たちの中には、私のこと嫌いな人もいるかもしれないけど、
苦手にされることも決して悪いことだけじゃないんやなって今は思えているんです
だって私だって確かに苦手な人いたし、
よくよくその苦手な人見ていたら私、結構自分の学びにもなっていて、気が付いたら苦手じゃなくなっていて、、、
Q.イロハで変化したことはありますか?
ほんと私は「察してちゃん(サッシテチャン)」だったと思います
自分の気持ちあ考えが分からなくて言えなかったから、きっと態度で表現してて
察してよー、って感じやったと思います
今思えば「言えばいいのに」って思うけど、それが分からなかったんですよね
そして自分の気持ちや考えが自分でも分かっていないから、スタッフさんに聞かれても言い訳みたいなことや嘘を言っていたと思います
よく金村さんとも話していたでしょ?
「それってどういうこと?」って金村さんからよく聞かれていて、
自分でもよく分かっていないから、つじつまの合わない言い訳みたいなこと言ってしまっていて、それで金村さんや祐奈さん(スタッフ)に突っ込んで聞かれていました
ただストレートに今の気持ちを言うだけで良かったのにそれが言えなかったんです
でもそんな風にスタッフさんと一緒に整理していたら、
ただ構ってほしかっただけやん、寂しいだけやん
とか分かって来て、
今はなるべくそういった気持ちをごまかさないようにしようって思っています
Q.これからどうしていきたいという考え(ビジョン)はありますか?
わかんないーーー💦
まだ自分の気持ちを言葉にする練習の最中かなと思ってて、、、
未だに下手だから、ははは!
今後もイロハで畑作業しながら人と交流を持っていこうと思います
その中で、自分がウッってなった時(不快な感情で苦しくなった時)、課題の分離の練習を頭の中でする
相手と自分でしっかり課題を分けて考えたいと思っています
Q.イロハに来て生きやすくなりましたか?
生きやすくなってます
以前は喋れなかったことが喋れてるし、
「私はこう思うねん!」をいっぱい言えてます
特に畑チームの中では正々堂々と!
たまに口が悪くなってしまうことあるけど、
「ごめん、言い方悪かった?」と謝るようにしています
そしてできるだけ本人に言うようにしています
陰で言うんじゃなくて
それで相手を傷つけてしまって「傷ついた」って教えてくれたら謝ればいいかなと思っています
それを今、畑チームでいっぱい練習している最中です
Q.このブログを読んでくれている人に何かメッセージはありますか
自分の思いを話して、相手から感情的に言われたとしても、その相手の気持ちも私はちゃんと受け取りたいな
メッセージになっているのか分からんけど、、、
もし誰かが私にキーーーッ(怒り)ってなったとしても、その人の大切な気持ちとして受け取りたい
前はそれがとっても怖かったけど、そういう相手の感情も受け取る勇気が持てるようになった気がします
だから伝えたいメッセージは、
「受け止めても大丈夫だよ」ってことです
私は「傷ついても大丈夫」って思えるようになってきたから
人間は間違う生き物だと思えればお互い許せるじゃない?
私、金村さん見てて「まあいいか!」って思えるようになったとこあるんです
だって金村さん間違いだらけだし、ははは!
どうせ傷つくならやって傷つこう!
言って傷つこう!
それがイロハで教えてもらったことだと思っています
(金村よりひとこと)
イロハに来た当初はほとんど喋らず、質問しても手をごねごねして、言葉が全く出てこないそんな方でした
でも今じゃ、元気な挨拶をはじめ、たくさんの思いを言葉にしてくれているし、メンバーにたくさん話しかけてくれています
私たちは「自分の声」を失ったことで心の病気になります
まさにこの方は「自分の声(本当の思い)」を取り戻してこられたイロハを代表する方だと思っています
きっとこの方の言葉(声)がまた誰かを勇気づけることに繋がっているんだろうと思います
もちろん僕も勇気をいただいています
いつも本当にありがとうございます☆

↑ とても影響を受けた大切な本
